お知らせ

11月25日、阪急うめだ本店にて「Japan Leather Award 2014 Celemony」を開催しました。

一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)が開催する「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2014」のグランプリをはじめ、各部門賞と特別賞の受賞作品が決定。表彰式となる「Japan Leather Award 2014 Celemony」を11月25日(水)、阪急うめだ本店 9階「祝祭広場」で開催しました。

「Japan Leather Award」はファッション産業である皮革産業に、「その時々の消費者ニーズなどに即応できる、新たな“発想・着想”を持つ人材を育成することが重要である」とのコンセプトのもと2008年より実施し、今年で7年目を迎えました。革製品ユーザーである消費者も審査に参加するオープンな審査会、表彰式、受賞作品展示イベントなど、つくり手とつかい手がコミュニケーションできる場を提供することでジャパンレザーの魅力を発信しています。

今年の募集テーマは『革に込められたものがたり〜その一針の背後にある物語を教えてください〜』。日本ならではの優れた感性や高い技術とともに、日本の革を用いて作られた作品を広く募集。過去最高となる合計351点もの作品がエントリーされました。11月3日(月・祝)、4日(火)にはデザイナー、バイヤー、ファッションディレクター、流通関係者など10名のプロ審査員、募集により選ばれた50名の一般消費者ならびに阪急うめだ本店に来店された171人のお客様による厳正な審査を行い、すべての受賞作品が決定しました。

今年は応募部門を一部見直し学生部門を設置。また、特別賞を刷新し、ベストテーマ賞/トレンド賞/カラーレザー賞(該当作品なし)を新設しています。審査員長である東京藝術大学 美術学部 工芸科 教授 菅野健一様、審査員でもある干場義雅様、JLIA 人材養成委員会 副委員長 竹内 健から各受賞者のみなさまへ賞状・トロフィー・副賞として賞金をそれぞれ授与。

菅野審査員長からは「2日間、計10時間以上をかけ、1点1点心をこめて審査しました。独創性、日本的な細やかさが表現されているか、などをポイントにしました。それぞれ、とても素晴らしく、本当に僅差です。作品のレベルアップ、応募数の増加はみなさまに周知していただいていた結果です。来年もさらに多くの作品が集まることを祈っております。ぜひ、周囲のみなさまにもおすすめください。ライバルが増えることにもなりますが、皮革産業の発展のためでもありますので、是非よろしくお願いします。」とのお言葉をいただきました。

皮革産業関係者をはじめ、報道関係者ほか、一般ユーザーも多数来場。日本エコレザー認定を受けた牛革を使用したビジネスバッグ、銀座 革のショールーム TIME&EFFORTオリジナルのタブレットケースを抽選でプレゼントする試みも行われ、日本の革、革製品の素晴らしさを再認識するきっかけとなりました。日本最大級の売り場面積を誇り、“劇場型百貨店”といわれる阪急うめだ本店のシンボル的空間「祝祭広場」での開催は今年で2回目。西日本随一のファッションの殿堂に集う高感度ユーザーの厳しい審美眼にも認められました。

なお、今年の受賞作品展示イベントは渋谷ヒカリエ(東京)で12月4日(木)からスタート。その後、阪急うめだ本店(大阪)、日本橋三越本店(東京)、銀座 革のショールーム TIME&EFFORT(東京)で行われます。ご期待ください。

▲ PAGE TOP