「世界一の革の侍へ贈る」 2014年4月2日、黒桟革の作り手である坂本氏が世界一の賞に輝いた日。氏の革を使う者として三つのルーツを込め、靴を贈る。一つは剣道の防具を作り続けてきたことから、防具に用いられる藍染の日本小鹿革。次に郷土・姫路の英雄である黒田官兵衛のモチーフカラーである赤革を裏に秘め。そして、世界一に輝いた「黒桟革、極」。受賞時に出品した革そのものを譲り受け、ハンドウェルト製法の靴として仕立てました。氏のルーツを忘れずに足元に装い、次の世界へ羽ばたいてもらいたい、そんな想いを込めて。