ヌメ革は扱いにくくて苦手。そんな声をきいて、完成したのがエスプレッソ染めです。コーヒー豆で染めたことで、経年変化したような色に仕上がりました。本体と糸はエスプレッソ染め、帯と側面はドリップしたコーヒーを使用しました。コーヒー豆は、知人の自家焙煎珈琲豆屋の協力を得て、ハンドピックにてはじかれた豆を使っています。作品のメガネケースも、コーヒー豆の様に丸みをおびた形にしました。