作品コンセプト

古くから伝わる柄にはそれぞれに意味合い、言い伝え、願いがあります。 この柄は『雁が音(かりがね)』といいます。 渡り鳥の雁は鍵型になって飛ぶ様は人の心を惹きつけるものがあり、良い知らせや、幸運を運ぶ鳥と言われています。 江戸小紋に使われていた柄で点の集合体でできていています。 現代のポップアートにも通ずる柄の様に感じ、それを現代風にアレンジしました。 日本の美を今生きる人たちに伝え、現代の暮らしに取り入れるよう革に写し出しています。 この柄を通して当時の人たちの美意識の高さを感じて頂けたら幸いです。 かたちはシンプルで飽きのこないBagです。ショルダーにもなり外すこともできるので2Wで使用できます。