「警告セヨ」 髑髏はデザインではなく、己の在り方そのものです。 ※少し長くなりますが、是非、ご一読下さい。 社会に生きる人間は、多かれ少なかれ嘘や妥協に染まらざるをえません。 相対する人と場面によって、様々な表情を駆使し、時には 本心を偽らなければならない、という瞬間もあるでしょう。 ですが、表情筋による繕いの奥にある髑髏は、ごまかしの効かない、その人の本質的な顔つきです。 そ して、本来は秘匿されるべき人間の本性である髑髏を、身につけるという行為は、とりもなおさず己の本性を肯定し、曝け出す、という主張なのです。例えば、 海賊達の残酷なまでに勇壮な生き様は、人間の根源にある欲望に忠実であったからこそ、なしえたものではないでしょうか。そして彼らは、彼らが自らの本性に 忠実に生きていることを、海賊旗に髑髏を印すことで、世界に向けて警告したのです。