15年前に製作した鞄を作ってみた。 15年間で「革」に対する様々な技術・知識などを習得したつもりだが、まだ足りぬと「革」は教えてくれる。日々、叱咤してくれるのだ。激励してくれる様な優しい存在ではない。 いつか「革」が私を称賛してくれる日が来るのだろうか。 そんな事を考えながら、毎日「革」という生き物と向き合う。 名もなき1頭の牛に感謝しながら。