革の魅力が最大限に引き立つよう、金具の使用を最小限に控え、縫製工程に工夫を凝らしています。 柔らかで軽い鹿革と、堅牢かつソフトな極厚の牛革を組み合わせ、重厚感がありながらも、重さは軽くなるように仕立てました。 本体には白い素上げ革に、独自に染色加工をしたヌメ鹿革を使用しました。 柿渋で数回染め上げた後、洗いをかけ乾燥させ、オイルを含ませ手揉みしています。 鹿革は線維組織にコラーゲンを多く含むため、水に濡れても風合いを損ないません。 刷毛の柄や染料の濃淡が独特な革の印象は、日焼けや退色による色の変化とともに、次第にツヤが出て味わいが深まります。 革それぞれの経年変化が現れ、荷物の量によって形を変えることができる2wayボストンバッグです。