姫路でタンナーを営んでいる高田製革所です。先々代より使い続けている原材料のブルハイド(牛のオスで一番大きなもの)にコダワリ作品にいたしました。ブルハイドの特徴として生きた証のトラジワや傷を隠すことなく出来るだけ特徴を生かす仕上げを心掛けました。 トラジワを強調するためタンニン鞣しに時間をかけ出来るだけ繊維を崩さず、また質感を損なわないようオイルを使用しタッチ感にもこだわりました。 ブルの特徴を生かすとカジュアルになりがちな素材ですが、水性仕上げで上品なツヤ感にバックのデザインも出来る限りシンプルにしビジネスからオフタイムまで使って頂けるようなシンプルで立ち姿(シルエット)の綺麗なトートバックに仕上げました。 イメージスタイルとしては、ジャケットスタイルに似合う大人きれい目モデルとなります。