クロコダイルレザーは、革幅の制限、腑柄への拘り・硬さ等、裁断できる部位は限られてしまいます。 大量の残革が発生してしまうため、右図のような、残革をロックミシンで縫い合わせたパッチワーク に仕上げるのが一般的です。 今回はあえて業界の常識を覆すような、新しいパッチワークのデザインを考案しました。 ●綺麗なクロコダイルの腑柄の持つ魅力を最大限に生かすため、 一枚一枚の型紙を大きくしました。 ●全部独立パーツの為、一般のパッチワークの縫い合わせより、ずっと困難だと思われます。 職人さんが優れた技術で、六角形の縁を丁寧に一針一針縫っていきました。 ●グレージングクロコダイルのツヤを引き出すため、ベースにエナメルレザーを選びました。 ●残革を使用することにより、エコだけではなく、クロコダイルのクラッチバックを とてもお手頃な値段で販売できます。