『いい仕事をする人には、いい仕事をした物を持ってほしい』をコンセプトに、日本の見えない文化を作品に込めた。例えば、日本人らしい気遣いや細かな工夫、表に出ないお洒落など。革は、職人が一枚一枚ワックスを手塗りすることで、同じ表情の物は2つと存在しない。作りでは、ハンドルつけ根に一手間加えることで耐久性を増し、傷の痛みの激しいマチ底部分には二重のパイピングを施し耐久性と修理のし易さを考慮した。