11月16日(水)、大阪・梅田 阪急うめだ本店9F 「祝祭広場」において「Japan Leather Award 2016」 表彰式が行われました。ドン小西さんがプレゼンターとして登壇。各受賞作品それぞれの優れた特長を解説し、受賞者を激励しました。
グランプリには、杉野服飾大学を卒業したばかりの宮瀬彩加さんが選出。「卒業制作でつくったバッグを応募しました。(学生生活では)落ちこぼれでしたが、こんなに素晴らしい賞をいただき、自分に自信をもつことができました。今後はブランド立ち上げを目指してがんばります」。溢れ出す喜びを抑えながらしっかりとコメント。頬に光る涙が印象的でした。表彰式終了後は、同店9F「うめだホール」でグランプリおよび、各部門3位までの作品を展示。ユニークなデザインと高いクオリティに来場者の皆さんも魅了されていました。
審査員長 菅野健一東京藝術大学教授からの総評は「作品をつくることは、遊び心の実現。自由な発想でこれまでにないものを提案してほしい」。ドン小西さんからは「受賞作品以外も高得点で、クオリティが高かった。次世代の発想、エネルギーをどんどんぶつけてください。次回はさらなる進化を!」。おふたりから、ジャパンレザーと、本アワードのさらなる進化に向け、熱いエールを送ってくださいました。来年度も、日本の革と革のものづくりの魅力、ファッションの楽しさを発信する作品にご期待ください。