コンセプトは「近未来的なバッグ」です。遥か遠い未来ではなく、近い将来使われていそうなバッグを、現代にタイムスリップさせたということをイメージしてバッグをデザインしました。近未来というテイストを演出するために、全体の形をシンプルな円筒形にし、メタリックな感じをもたせるためにあえて、使用する金属パーツを表側に見せ、そしてその金属パーツもあまり見慣れないものを使用しました。サイドには、アクリル板を使い、それをブラストして傷をつけスモークさせて、マットな印象に仕上げました。スモークさせることで中に入っている荷物が透けるという効果を出しました。透け感をバッグ全体で統一させるために、持ち手にもビニールチューブを使用し、中に入っている芯材を透けさせました。