コンセプトは「矛盾」
何気なく見ているもの、聞いている言葉、自分の身の周りに起こっている事など。。日々を過ごしていく中で、実は矛盾していることはたくさん存在しているように感じます。何かが矛盾していると気がついた時、人は自然とその事を考えてしまったり注目してしまう。誰もがそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。そんな時に感じる違和感を、矛盾とは一見縁がなさそうなバッグに取り入れられたらおもしろいのではないかと思いこのバッグをデザインしました。
「平面なのに立体に見える」グラフィックを革に印刷しリュックの前胴全体に使用することで、周りから見ている人が”バッグでない何か”があるという不思議な感覚になることを狙いとし、グラフィックを生かしたフォルムの本体とショルダーにすることで見る人にさらにインパクトを与えられるようデザインしました。