まず、触れて、確かめてください。 肩に掛けて確かめてください。 身体に馴染み、「あなたの身体の一部」になる。 そんな鞄を目指して製作しました。
前回はほぼ同じ、この文面のみで鞄を出品しました。
私が革製品を製作する上で、大切にしていることでもあり、全ての革製品に、一貫しているコンセプトです。
この鞄は、どうしてこの形、何故この素材、とお思いになるでしょう。
その鞄の映えるデザイン性、使かえる実用性、刺激する感性は、使わないと気付きにくいでしょう。使っていくうちに、この鞄の「表情や質感」で、製造者の意図する物、使用者一人一人のこの鞄との相性、一つでは無い多くのことを使えば、知れるでしょう。
もし、この鞄が、あなたの身体に馴染み、「あなたの身体の一部」と感じたら、相性がいいのかもしれませんね。