30代から40代の男性が、プライベートでもビジネスでも使えるバッグ、自分自身が使いたいバッグを創りました。
ベースはオイルヌメ革です。そのオイルヌメに、更に密蝋を熱で溶かし込み、ブライドルレザー風に仕上げています。センター、持ち手、根革はナチュラルのヌメ革に柿渋を手染めしています。
縫製は手縫いとミシンで、強調したい部分は手縫いで重厚感を持たせました。
「男臭さ」と「使い込んでいる感」を出すため、製品に支障のないクラックや傷を避けず、あえて取り入れています。
留め具は木工作家さんにオーダーして製作してもらった木材のプレートを、真鍮の金具で固定しました。高級家具にも使われるチーク材で、革と同じく経年変化を楽しむことができます。革と、自然素材のものを組み合わせて作品を創ってみたいという強い思いがありました。
一生ものの革製品を創ることを目指しています。