伝統と技術の融合がテーマ。縄文織りという太古からある織技術を残そうと活動する作家のオリジナル素材と弊社の明治時代から続くボタンブーツデザインを融合した作品を制作。ブーツ筒部は日本古来の和紙を加工した糸を手編みした織物。組み合わせた素材も古くから日本に生息する鹿に注目し、蝦夷鹿の革と角の釦を使用。鹿革の持つ荒々しさをカジュアルにまとめず、風合いを残した大人の夏のブーツに仕上げました。縄文織りの直線的な感じを生かしたパターンにし、製法は弊社の技術の枠を尽くしたグッドイヤ製法。伝統的な物を組み合わせたことで、今迄にない物を表現し、素材の新たな可能性を広げてみました。