「モノとの長いお付き合い」をテーマにデザインしました。使うほどに味が出るヌメ革の財布にヒントをもらい、長く付き合える鞄を考えました。ヌメ革は摩擦や日焼けによって色は深いアメ色になり、肌触りもなめらかになっていきます。そのため鞄と一緒に過ごした時間が、その人の生活スタイルに合わせて革の表情に蓄積されていきます。革ならではの表現として太いステッチを施しコバを磨きました。自分だけのモノとして育てていくことを楽しみながら鞄への愛着を深めてもらいたいです。