応募作品

作品コンセプト

長い伝統と格式を誇る革のアタッシェケースに改めて着目し、上質なキップスキンに桐でできた木枠を組み合わせたこだわりの仕様です。
クラシカルさとシャープさを併せ持たせることで、幅広い場面で使えるアタッシェ・ケースを目指しました。
背面側に打ち込まれたヒノキは、ヴィンテージのトランクをモチーフとしており、デザイン面だけではなく、寝かせて置く際の底鋲としての役割も果たしています。
クラシカルなデザインの中にもシャープさが出るように金具の形にも拘り、その中でも自作のステー金具は、鞄を閉じる際に木枠の中に収まる仕様となっており、中の荷物と接触しないようになっています。
内装はドリームスエードのキルティング仕様で、手触りが大変良く、中のものを傷付けません。
クラシカルさとシャープさは、ステッチにも現れており、表面やハンドルは全てハンドステッチ、内装はミシンステッチとなっております。