応募作品

作品コンセプト

長年使っているものを話す時の人の顔は、これ以上ないほど満足に満ち溢れています。
なのでシンプルな構造で壊れる可能性のあるパーツを排除したバッグを作ろうと思いました。
組み立て式の家具のように自分で組み立ててから使うバッグですので、使う人に制作の最終工程を任せる事で愛着をもってもらう狙いです。バッグのデザインとしては、レザーをネックレスの宝石のように装飾という用途でカバンにたれ下げており、レザー本来の柔軟性そして使っていく内に起こるレザーの変化を楽しみ、そのレザーが使う人自身のメタファーとなるバッグです。