FOOTWEAR
革や靴の新しい可能性について考えているときに、異素材との組み合わせによって、新たな可能性を持った靴作りができないだろうかと思い立ちました。
古来からある天然素材「皮革」と、現代のテクノロジーから生み出された「水着の生地」。生い立ちも性質も大きく異なる素材を組み合わせた、レディースのロングブーツです。
水着生地(筒部分)の大きく伸び縮みをする特性を活かすため、さまざまな動物皮革の中で、同じくしなやかで伸縮性に富んだことが特長の、シープスキン(羊革・甲部分)とディアスキン(鹿革・ゲートル部分)を選んでいます。筒部分は水着のようにタイトめに着用することをイメージしてあえて細身の設計にし、全体として「肌身に纏う」に近い感覚で履くことを狙って仕上げています。