No.0458

学生部門

栗生 新依菜

兵庫県立姫路工業高等学校

deerskin
形あるものが壊れて行く儚さ
そういうものに美しさを感じる

サイズ(cm):

H65 × W80 × D10

作品コンセプト

私は形あるものが壊れていく儚さに美しさを感じる。それはSNSで構築されたこの世界で、AIが出してくれる答えの違和感からかもしれない。AIが出力する完璧な答えより、人間の不完全さが無視され遠いところに行くことに切なさを感じる。不完全さの隙間に見える幸せや、儚さ、悲しさに共感する。そういうことをこのカバンで表現したいと思った。過去からのデータの蓄積では思いもつかないもの、今まで見たこともないものを形にしたいと思った。このカバンは、革の製作過程で本来除去するニベを残してなめしてもらい、そして鹿皮をほぼそのままの形でカバンにした。