フットウェア部門
フューチャーデザイン
靴のサイズ(cm):
25
足袋は千年以上履かれてきた形でありながら、革靴として真正面から作られたことはほとんどない。足袋風のファッションではなく、足袋そのものを革で成立させることから始めた。甲だけでなく側面までをプリント可能な面として設計し、左右を並べると一枚の絵になる図案配置としている。東京友禅の職人が描いた原図をデジタル化した独自データを、東京のタンナーが革へ写した。裏地を付けない一枚仕立てで、素足のまま履ける。外側にもハギを入れることで革が立ち上がり、足に沿う。親指の股の深さは、足袋に見える形と痛くならない形の境界を探して決めた。伝統工芸を土産物ではなく、履いて出かける道具として世界へ届けたい。