バッグ部門
フューチャーデザイン
サイズ(cm):
H10 × W22 × D23
紹介サイト:
一つの鞄のなかで、革を二通りに扱っている。上半分は芯を入れて張らせ、口まわりから肩へ落ちる線を硬く保つ。下半分はダイヤ型に細かくステッチを走らせ、革をふくらませて空気を含ませた。硬い部分が形を決め、柔らかい部分が荷物を受ける。半世紀にわたってフォーマルバッグをつくってきた工房だからこそ、張る技術と緩める技術を一つの型に同居させられる。丸く巻いた手は手のひらに沿い、金具を外せば肩掛けの紐に替わる。色は装いを選ばないグレージュひとつ。式典のための鞄と普段のための鞄を、分けずに済む形を探した。