No.0663

フットウェア部門

ベストプロダクト

永桶 拓郎

個人

熊革マウンテンブーツ
命を頂く、そして再び山へ還す
樋熊の革で作るマウンテンブーツ

靴のサイズ(cm):

27.5

作品コンセプト

害獣駆除によって命を終えた熊の革を、マウンテンブーツとして再び山へ。

古来より強い獣の身体を身につけることは、魔除けや厄除けになると考えられてきた。
山で生まれ、生き抜いた熊の力を一足のブーツに宿す。

野生動物の革には、傷や虫食いなどの痕跡が多く刻まれている。
それらを欠点として隠すのではなく、命が歩んだ時間として受け入れ、そのまま作品に刻んだ。
革としてのデメリットを新たな価値として、合皮や人工皮革との差別化し、改めて定義したもの。

人は命をいただき、その革を道具として使うという長い歴史を歩んできた。
その営み、人と動物の繋がりを次の時代へ繋いでいきたい。