No.0798

バッグ部門

フューチャーデザイン

松浦 伸吾

ヤング産業株式会社

艤装(ぎそう)
造船の島で、革を組む
荷を受けるための金具

サイズ(cm):

H41 × W38 × D15.5

紹介サイト:

https://youngsun.b-smile.jp

作品コンセプト

因島は造船の島である。大手の造船所が撤退した後、離職した人たちの働く場として生まれたのがこの工場だった。その記憶を鞄の形にしている。厚い革を継ぎ、リベットで留め、ベルトを渡す。装飾のためではなく荷重を受けるための金具と革帯を、船に艤装を施すように配置した。手持ちと肩掛けの二通りで使え、荷を入れるほど革が沈んで体に馴染む。茶系の端革を色の濃淡だけで組み、経年で全体が一つの色へ近づいていく。工業の島が手仕事の島へ移り変わった時間を、道具として持ち歩けるようにした。