No.0799

バッグ部門

フューチャーデザイン

松浦 伸吾

ヤング産業株式会社

スリットブルーム
切れ目が、色に変わる
開いて咲かせる一枚革

サイズ(cm):

H28.5 × W33 × D11.5

紹介サイト:

https://youngsun.b-smile.jp

作品コンセプト

革は切れば端が出る。その切れ目自体を装飾に変えられないかと考えた。水色の一枚革に細かなスリットを規則的に入れ、押し開いた隙間から下に重ねたオレンジと赤を覗かせている。縫い足すのでも貼るのでもなく、開くことで色が生まれる。厚みと弾力を併せ持つ革だからこそ成立する加飾で、布やプリントには置き換えられない。持ち手と口周りは水色で静かにまとめ、正面だけが呼吸するように色を含む。装いに一点だけ体温のある色がほしい人へ。因島の工場で、職人が一本ずつ刃を入れて開き、形を整えた。切ることが減らすことではなく増やすことになる、革の使い方を提案する。