応募作品

作品コンセプト

和装の履き物と西洋式の靴の融合。和靴の誕生。
和装履き物の外観的特徴を極限まで残しつつ、それを靴の製法により表現した。
一般的に言う“靴”とは洋靴、西洋靴を意味する。
しかし既存の西洋靴製法の常識を超えた部分もあることからこの靴には和靴というカテゴリーを与えたくなった。
よって、“和靴”を商標、この靴を部分意匠、として登録申請中である。
昨年まで靴メーカーに勤め多くの靴に触れたことと、
個人的に和装が好きで、
冬場などにもう少し寒い思いをせずにすむには、
もう少し早く歩くには、
和装のまま車を運転できないものか、
といった欲求とが合わさって生まれた作品です。
足袋でなく、普通の靴下で履くことができます。