動物によっての経年変化の違いを楽しめ、継ぎはぎをしながら大切に使ってもらいたいという想いでこの鞄を製作しました。物を大切に使うという共通点がある「ボロ」と「柳行李」を掛け合わせ、様々な生地を継ぎ重ねることで何代にも渡って成長する青森県伝統の生地「ボロ」のイメージから「牛・馬・豚・羊の4種類の革」を組み合わせました。 形は「柳行李」の口周りの作りや角の補強、風呂敷で服などを包み収納していた使い方から、鞄のデザインへ応用しました。 長く大切に使い続けるという共通点から、∞の可能性が生み出せる始まりのデザインにしました。