革の形状は一枚一枚異なります。素材を大切にし一枚をなるべく最大限に生かせるデザインをしました。大きなパーツを裁ったあとの小さなパーツはメッシュ状のデザインを取り入れ無駄なく命を吹き込んでいます。筒状につくられた革ひもを編み込み立体感を出しています。いつか見たセピア調の外国映画に映ったボストンバッグをイメージしてデザインしています。複雑なパターンは何度も型を取り直し実現したものです。たくさんの時間を共に過ごして来たかのような雰囲気が表現したくて 製品後染め加工の手法を用いています。縫製してから染色を施す事により裏地まで同色に染まり、くったりとした質感とヴィンテージ感が得られます。 発色の良さ、オイルを含んだしっとりとした吸いつくような肌触りが特徴です。