シンプルなアッパーに、特徴的な底付で個性を演出しました。 アッパーの革は染料を重ねることで、焙煎したコーヒー豆のような色合いに。一枚革で飾りのないデザインなので、履き込む毎に生まれるシワや色の変化を存分に楽しんで頂けます。 底付は、日本国内では珍しいリバースウェルト製法を採用。太く粗いステッチで力強さを感じさせる仕様にしました。 決して煌びやかに彩られた靴ではありません。しかし、ファッションとは『人それぞれの意志や主張の表れである』と考え、『優しさと強い志を持ち、泥臭く前に進み続ける』という私自身の理想の人間像を投影した一足に仕上げました。