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複雑な付属パーツを使って構成するのではなく、単純なパターンから皮革素材の豊かさを導き出したいと考えました。弾力性・しなやかさ・ふくよかさをふんだんにつめこんだ本体フォルムに対比して、ファスナーの引き手は時計の秒針のように指し示すようなデザインにすることによって、全体の丸みへのスパイスのような効果を狙い、より作品の輪郭や存在感を際立たせるようにしました。