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革の性質を超アナログな記憶媒体と捉え、人が生きる時間軸に寄り添うように変化を続ける革製家具の提案。 発達した写真や映像のように鮮明な思い出を写し出すことはできないが、革の表面に残った様々な傷やシミから、それらが残る要因となった風景を記憶の中から再び思い描くことができる。 岩が川の上流から下流へと流れるように、この作品も人が生きる時間の流れのなかで、周りの環境に馴染むように角が取れ丸く変化していく。