STUDENT
作品を通し、一枚の写真とじっくり向き合うような時間をつくりたいと考え、制作しました。 現代に暮らす多くの人は、手の中に収まる大きさの板に、長い時間触覚を費やしているように思います。そこには、本能的な「持つことによる安心感」も感じているのではないでしょうか。 作品に印刷された写真は革と共に色が変わっていきます。そのデジタルデバイスとは異なる不可逆な変化をこの作品で楽しむことができればと思います。