数年から数十年の時をかけ、日焼けして味わいを増すタンニン鞣し革。
人生の経験と思い出が折り重なるなか、貴方の宝物を大切に守り、密かに成長してゆきます。
もし、小さな宝箱を「パタン」と大きな宝箱にしまう時間が長ければ、小さい宝箱は守られピュアな姿のまま。
2つを見比べれば、ある日、1日1日では分からない成長に気付く日が訪れます。
タンニン鞣し革は傷つきやすいものの、長い時間を掛けて、傷さえ味わいに変えると言います。
楽しかったときも、辛かったときも、流した汗が宝物なのかも知れません。
なお、大小の2つの宝箱がセット作品であり、サンプルの革の指輪はセットに含みません。
栃木県内でイベントに出展しても「タンニン鞣し革ってなんですか?」という質問も多く、美しい経年変化を知る方はまだごく一部と実感しています。
色あせてゆく素材との違いの根っこを、持ち主の宝物と人生の旅、そして成長という言葉でご自身で発見できる宝箱です。