ご覧いただきありがとうございます。
皆様のお察しの通り『サニーレタス』をモチーフに作成しました。
アッパーは白なめしのヤギ革を使っております。
ヤギ革特有のシボ感を生かしながら緑とバーガンディーで手染めをしてサニーレタス感を表現しており、靴底は豊かな土壌をイメージした茶色にしております。
ウイング部分のブローグはサニーレタスの花を参考にし、あえて先端を蕾にすることにより、今の自分を表現しております。
そして、自分の成長のために馬蹄形のヒールに初挑戦し、いまだかつてない量のブローギングにも挑戦しました。
経験が2年と浅いながらも『園田らしさ』があふれまくっている最高傑作が完成しました。
革靴は大昔から変わらない万国共通の美しさがあり、世界中の人々の足元を支え続けています。
ですがその反面、完璧すぎるがあまり主流のデザインや配色があまり変わらないという点もあります。
今回は特に「色」に着目した一足を作ってみました。
真っ白なヤギ革を緑に染め、靴を作り、その後バーガンディーとのグラデーションにし、まるで『サニーレタス』のような靴を作りました。
こういった発想で作るのも面白いと思います