「生き物の皮を剥いで物作り」って、言葉だけ聞くと悪趣味だけど、露悪的な趣に浪漫を感じるのは私だけかな?
せっかく活きてた頃の面影を残して鞣したウマズラハギの革だから、この姿を活かして何かを作りたい。
しかし、この革はとても魅力的なのに表面がヤスリ状で小物にして衣類と擦れると悲惨な事になるので身に付けるのには向かない。
ただの飾り物ではいつか飽きて邪魔になるだろうから、作業机を照らす吊り行灯にした。
さあ、これで私の机上とその周囲は露悪的な浪漫工房にまた一歩近づいたことだろう。