嶋田悟製革所で革作り工程の全てを環境に優しい薬品を用いて製造し、徳力金唐革研究所において数百年の伝統がある金唐革加工を施しました。
監修:兵庫県立工業技術センター皮革工業技術支援センター 松本 誠
NPO法人日本皮革技術協会・環境対応革開発実用化事業・経済産業省
製作背景:
金唐革の芸術性を引き立てるため、黒のスムースレザーと組み合わせています。片足ごとに絵柄が異なり、様々なデザインを楽しめ、また音楽の絵柄にちなみ、金唐革パーツの形はグランドピアノの天板をイメージしています。金唐革の裏面(内部)にクッションを仕込んで、履くと金唐革が表側へ押し出され目立つようなギミックも盛り込んでいます。
監修の下、革作り工程の全てで環境に優しい薬品を使用し、海外の規制をクリアできる世界へ未来へとつながる革です。革表面に南蛮貿易からの伝統を持つ金唐革加工を施し、古来からの伝統と未来への希望を併せ持つ革素材となりました。その革素材の魅力を前面に押し出すため、黒革との組み合わせを採用。金唐革のパーツの形は柄に合わせグランドピアノの天板を模しました。「古来からの伝統、未来への希望」を併せ持ちます。