素材背景:(株)山陽でタンニン鞣しからバイオマス由来原材料などで製造された環境に優しい薬品「スタールインパクト」を用いて再鞣した後、徳力金唐革研究所において数百年の伝統がある金唐革加工を施しました。
監修:兵庫県立工業技術センター皮革工業技術支援センター 松本 誠
製作背景:金唐革の芸術性を損なわず、ひきたてる加工を目指し、表側の金唐革を絵画作品のように表現。周りを革帯で巻いて縫製し、額縁のように見立てました。お札とカード6枚が収納できる札入れで、実用的でもあります。環境に優しい処方で製造された革に、古来からの伝統を受け継ぐ金唐革加工を施した高付加価値革を生かす革製品というコンセプトです。
監修の下、鞣しから再鞣まで環境に優しい薬品を使用し、海外の規制をクリアできる世界へ未来へとつながる革です。その革の表面に南蛮貿易からの伝統を持つ金唐革加工を施し、古来からの伝統と未来への希望を併せ持つ革素材となりました。
その革素材の魅力を最大限に生かすため、絵画作品のように表現し、周りを革帯で巻いて縫製し、額縁のように見立てました。
「古来からの伝統、未来への希望」を併せ持つ革製品です。