この作品のコンセプトは作りたい作品に合う革を使用するのではなく、革の特徴を観察しどの様な作品が作れるかイメージして作りました。
母からのプレゼントに入っていたアソートの革の中に銀面が濃いネイビー、床面が青に見えたので夜の海のイメージが浮かんできました。
さらに海から子供が好きなイルカが浮かんできたので当作品が頭に浮かんできました。
銀面を削ることで床面と銀面の色の違いを利用し塗装せずとも1枚の革で波を表現し、イルカの部分をくり抜くことで背面の青色でイルカのシルエットを表現しました。
この名刺入れを名刺交換の際に相手との会話のきっかけとなればと思います。