自然界で生きた野生鹿の色んな個体、色んな部位をパッチワークでつなぎ合わせ
見たことの無い、ありふれたサンダルの世界
と、コンセプトしデザインを通して表現しました。
多様性が叫ばれ、溢れ、受け入れる事を求められ、受けきれずにいる部分もある。
孤立してしまっているかもしれない。
そんな中で、言葉を発しない個性の集まりの靴を履くことによって、
同じ黒色でもこんなにも違うんだよ。
多様性の真ん中に自分がいてるよ。
自分の周りには、こんなにも支えてくれる人がいるよ。
と応援する気持ちを込めています。
害獣駆除された鹿は、日本全国から集める。暖かい地方や寒いとこ育ちの鹿。太っちょだったり痩せてたり。様々な個体の様々な部位を組み込んだアッパーは、80以上のパーツを使用。
大量生産が当たり前で、ルーズフィットでスタイル隠すけど、自己表現をし過ぎると悪目立ちする。
パッと見るとただの黒いサンダルだけども、よく見ると個性の集まり。
SNSの上っ面だけじゃなくて、ホントの自分を見てほしい。そんな気持ち。