応募作品

野口 正人

ルボア株式会社

部門
バッグ
カテゴリー
ベストプロダクト
作品名
Tenor
キャプション
手ぶらで身軽に
ちょうどいいサコッシュ
サイズ(cm)
H18 × W24 × D4
紹介サイト
 

作品コンセプト

薄型で省スペースのサコッシュです。

スマートフォン、財布、鍵はもちろん、コスメやミニボトルが入る余地もありますので、必要最小限+αのものを身軽に持ち運べます。

軽くて丈夫でしなやかな鹿革を本体に、頑丈なコードバンをアタッチメントに、そして牛革でストラップ(130cm)を作りました。

蓋(かぶせ)は2種類あり、取り替えが可能です。棒タイプは留めたままでも中の物を取り出せます。
もう1つの楕円タイプは混雑時などバッグのセキュリティを上げたい場面に有効です。それぞれ単体としても、棒タイプはケーブルホルダー、楕円タイプはストラップの肩当てや手提げ袋のハンドルカバーに使えます。

日本の皮革素材を活用した新しい価値の創造、テーマ性、時代性について

【構造】中表で三角状の底マチを作る際にサイドも内縫いした方が効率的ですが、袋返しをして外表の状態でサイドを縫い合わせる事で線をハッキリ出す事に拘りました。
【地域問題】私共が住む香川県は日本で一番小さい県ですが、それでも鳥獣被害は毎年1億円を超えており、決して無視出来ない問題です。獣肉がジビエ料理として普及している様に、獣皮も革として活用が広まれば農林業を守りつつ地域の有効な資源になると考えます。

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