応募作品

大西 なつみ

兵庫県立姫路工業高等学校

部門
学生
作品名
Dandelion
キャプション
大切なものを優しく包み込んで
運んでくれるたんぽぽの巾着です
サイズ(cm)
H19 × W19 × D16
紹介サイト
 

作品コンセプト

「たんぽぽ」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
私は「丈夫」です。 環境が悪かろうと踏まれようと、陽の光を求め、根を広げ花を咲かせるたんぽぽ。未来を繋ぐために種を飛ばすたんぽぽ。 そんな強く逞しいたんぽぽに、革の巾着を重ね、たんぽぽの巾着を制作しました。
下から、葉>花>綿毛>枯れる>種という順番で着色し、一年中咲き続けるたんぽぽに、途切れ咲くことは無いことと、たんぽぽの一生を色で表しました。
月日が流れるにつれて、大切なものは変わっていきますが、たんぽぽは一年中どこでも咲いています。 愛や幸せの象徴であるたんぽぽの巾着に大切なものをその時々により変えて、持ち運んでみませんか?

日本の皮革素材を活用した新しい価値の創造、テーマ性、時代性について

個性をテーマとしています。
この巾着を持つ人によって中に入れるものは変わります。また、たんぽぽも同じ花という分類は受けていますが、全てが同じ花の形で大きさなわけではありません。それは革でも人間でも同じではないでしょうか。
人々が差ではなく個性と捉えられるような世界を願い、巾着に自分の大切なものを入れ、外へ踏み出してはみませんか?

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