旅の記録をともに刻んでいけるご朱印帳。一度ご朱印帳のページが埋まってしまうと同じものはもう使えない。変わっていく御朱帳とともに変化していくようなご朱印帳カバー。長く使っていくほど、その人の痕跡が革に刻まれる。そして魂が宿り持ち主だけのお守りとなり、これからも旅のお供として末永く安心した旅を続けられるようなデザインにした。旅といっても神社がある場所によって過酷な道のりもあるでしょう。ご朱印帳は神聖なもの、魔よけの意味を持つ麻の葉の模様を入れ神聖さを保ち、革には耐久性が備わっており、どんな長旅や過酷な道のりでも損傷せず、どういった旅をしてきたか、日記を使わず革が記録してくれる。
2000年代パワースポットが流行し、その流れで御朱印という存在が認知し注目され、一般的に知られるようになりました。2020年に私は、京都で見かけた御朱印の各神社によって違う特徴的なデザインに心を惹かれ虜になっていきました。そんな御朱印を描く御朱印帳。御朱印帳にもいろいろなデザインがあるなら、中も外も楽しめるようになるともっと面白くなるのではないかと考え、このような御朱印帳カバーを製作しました。