レザークラフトを初めたばかりで、何度も革の切り方やコバの処理の練習でかなり細かくなるまで革を大切に使っています。
ハギレにもならない小さな革を見てまだ何かに使えないかと考え、革=川=鮭=木彫りの熊と連想していき、テディベアの中に細かい革詰め作品を作ろうと思いました。
革でテディベアを作ると決めたからにはとことん革で作る事にこだわり金具をいっさい使わずパーツもジョイントも革で作りました。鮭は鱗を蛇革で表現しファスナーを付け小物入れにしました。
この作品が年月と共に変化していくと共に、私のレザーの技術も成長して行きたいと願いもこもった作品になっています。
愛着が湧くぬいぐるみでは長く寄り添える革で作るのは合っているのではないかなと感じました。様々な革を使えば見た目も感触も違う自分だけのテディベアができると思います。
革の匂いが好きなので中に沢山詰める事で革をしっかり感じることができます。どんな小さなハギレでも余す事なく使える作品になりました。