応募作品

長野 美穂

個人

部門
フリー
カテゴリー
フューチャーデザイン
作品名
招き猫又
キャプション
床革を躯体にした、日本の伝統と
妖怪文化を融合させた招き猫
サイズ(cm)
H280 × W250 × D250
紹介サイト
 

作品コンセプト


招き猫は、江戸時代に誕生し、日本独自の縁起物として愛され続けてきました。手を挙げる方向によって異なる御利益や、産地ごとに異なる素材や表情が特徴です。この伝統的な招き猫に、日本古来の妖怪である「猫又」の要素を加えて、新たな生命を吹き込みました。
本作品では、床革というエコ素材を使用し、招き猫の胴体や手足を木彫りのように丁寧に重ね合わせて、さらに革を貼り、造形し、作りあげました。頭部は、粉末状にした床革床革とゴムのりを混ぜて成形。また、猫又の特徴である鈴と座布団も革で制作し日本の伝統と妖怪文化を融合させた新たな縁起物作品です。

日本の皮革素材を活用した新しい価値の創造、テーマ性、時代性について

日本の伝統的な招き猫に、妖怪「猫又」の要素を取り入れた本作品は、床革というエコ素材を用いることで、持続可能性を重視した現代的な価値を創造しました。胴体や手足を木彫りのように丁寧に重ね合わせ、頭部や鈴、座布団も革で成形。革素材を巧みに活用し、伝統と現代性を融合させた新たな縁起物として、時代に即したテーマ性を追求しています。

SHARE

X
Facebook
LINE