今回ライダースを製作したのは友人が父から譲り受けたライダースを着てた事が大きく影響しています。
世代を超えて長く愛された物の独特な雰囲気は革製品だからこそだと感じました。
革製品を製作する事で大切な事は長く使いたくなる物であり、その思いが時を超えて未来につながると思います。
製作したライダースのディティールはUSEDのライダースから展開し着れば着るほど表情が変わる革とファスナーを選択しています。
ただそれだけではUSEDのライダースと変わり映えがしないのでそこに染色をして経年劣化の楽しみに色味を加えたライダースです。
人口の革が造られたりと本革の需要が減ってきている中で時代的に大きいフィールドでの価値の創造よりも個人への価値提案が大切だと思う。
革製品のかっこよさ、経年変化などの長く愛された理由の再提案には製品と使う人の2つが大切であると思う。