「革って扱い難しい?濡らさないように気を遣う?
もっとカジュアルでいいよ!
水にどぼーん、中にぎゅうぎゅう押し込んで、半乾きで絵をかいて…
乾かしたら自分だけのバッグの完成!」
本物のレザーにしかできないウェットフォーミングを、使う人に体験してもらうバッグです。
水につけるため金具は使わず、しっかり縫い合わせたシンプルなデザインにしました。
中に詰めるものを変えることで、いろいろなデザインに仕上げることができます。
(出展作品は、英和辞書を使って形を作っています。)
革に馴染みのない人に、もっと身近に楽しんでほしい、好きになるきっかけになってほしい、そんな気持ちで作りました。
近年様々なレザー調素材が林立し、JISで「革」が定義され、革との対立構造が散見される様になりました。
ですが、できれば対立ではなく、革にしかできないアイデアを提案することで革が好きな人を増やしたい。
この作品を通じて、特に子供や若者がワークショップのように手軽に革に触れて、興味を持つきっかけになると嬉しいです。
興味を持つことが、革に関する環境や動物愛護への理解にもつながると考えます。