応募作品

フットウェア

FOOTWEAR

部門
フットウェア
カテゴリー
ベストプロダクト
氏名
高橋 和義facebookTwitterinstagram
作品名
靴メーカーの社長が本気で取り組んだ日本の靴
会社名
宮城興業株式会社
靴のサイズ(cm)
26.0

作品コンセプト

一見ミニマルな感じのするコブラバンプの内側の革に、風神雷神の模様ををレーザーで施し、和のテイストを加えた。通常この手のデザインならば、袋モカシンで作られるのだが、あえてモカと本体を独自の一枚革のパターンに変えて、当社が一番得意とする製法・グットイヤーで仕立てている。コロナ禍で休業を余儀なくされたが、その空いた時間を利用して習得した、スキンステッチを取り入れた贅沢な逸品。

審査員長特別賞(持続可能なデザイン)参加作品

SDGsを標榜する中で、一部のデザイナーが本革を使わず、合成皮革を使う動きがある。太古より、動物の革を人間は様々に加工して使用してきた歴史があり、私は本来、革こそ持続可能を代表する素材だと考えている。製法をグッドイヤーにすることにより、単なる使い捨て商品にならず、何度も底を張り替えることにより長い間の使用にも耐えられる作りになっている。