内田 成彦
湯宿草菴
サイズ(cm):
H57 × W41 × D15
神々が息づく古代神話の地「出雲」の幻想的な風景を、ひと針ひと針、手縫いで描いたアートデザインのバッグです。出雲の地で今尚語り継がれている神話を、「言葉」や「文字」ではなく、「バッグ」で綴りたいという想いが、デザイン誕生のきっかけでした。こちらのバッグには、出雲神話に登場する風景や神々をモチーフにしたデザインを、パッチワークで表現しております。出雲神話では、さまざまな物に神や精霊が宿っていると語られています。そこで私は、革の廃材ひとつひとつにも「魅力」や「価値」が宿っていると考え、革廃材を使ったアートデザインのバッグを考案しました。出雲神話を、新たな形で語り継ぎたいという想いを込めたバッグです。
ブランドとして大切にしている価値観・ストーリー
持つ人が日常の中で小さな喜びや彩りを感じられるような作品づくりを心がけています。すべての工程を一人の職人が責任を持って手がけることで、品質の高さと一貫した世界観を実現しています。丁寧に仕立てた革は、永く愛用していただくことで時を重ねるほどに味わいを増し、その人だけの風合いへと育っていきます。同じ時間を過ごすなかで、単なる道具ではなく「相棒」として日常に寄り添える存在となっていくようなものづくりを目指しています。