河本 咲英
兵庫県立姫路工業高等学校
靴のサイズ(cm):
23
革製品は畜産の副産物からできています。お米が主食の私達は、藁というその副産物でワラジを作っていました。
革で靴を作るのなら、ワラジを革で作って世界に紹介してはどうだろうと思いました。材料と作り方を提供して、自分に合った自分の手作りの革のワラジを履いてもらう。
革なので耐久性があり、履くごとに足に馴染みます。
自然と一体になって生きていた日本人は、ワラジを履くことで、足の裏に伝わる地面の感触を得ることができていました。それは健康を保ち、大地との一体感を得ました。またワラジは歩く際に、親指に力が入り、正しい歩き方の矯正にもなります。日本のワラジの文化を、革を使用して世界に向けて発信します。